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Abstract
日本臨床微生物学会(2002.1.26; 東京)
LAMP法によるレジオネラ属菌の検出
安中 敏光、吉野 学、百田 隆祥、根本 二郎、砂田 亜津子、小島 禎、池戸 正成
(栄研化学・生物化学研究所)
山口 惠三
(東邦大学医学部・微生物学教室)
【目的】
LAMP(Loop-Mediated Isothermal Amplification)法は高感度かつ特異性の高い新規遺伝子増幅法である。本法は一定温度(65℃付近)で進行するため、検出までを1ステップの工程で行なうことができる*)。今回我々は、レジオネラ属菌の16S rRNA遺伝子を標的遺伝子としてLAMP法のプライマーを設計し、本菌属の検出を試みた。

【方法】
レジオネラ属6菌種の16S rRNA遺伝子配列から、できるだけ多くの菌種を検出できるLAMP法のプライマーを設計した。このプライマーを用いたLAMP法でレジオネラ属6菌種13株、市中肺炎の起炎菌として分離頻度の高いレジオネラ属以外の7菌種各1株を用いて特異性を試験した。また、L. pneumophila (ATCC 33152)を用いて検出感度を試験した。

【方法】
特異性試験の結果、L. pneumophilaを含む11株は全て60分以内で検出されたが、L.micdadei及びL. dumoffiiの各1株は60分以内では検出できなかった。レジオネラ属以外の7菌株は全て検出されなかった。ATCC33152株を用いた感度試験の結果、検出感度は約103cfu/testであった。

【結論・考察】
LAMP法を用いてレジオネラ属5菌種11株を60分以内に検出することができた。また、レジオネラ属以外の菌株は全て遺伝子の増幅が認められなかった。このLAMP法を用いることで、肺炎が疑われる検体から、簡便、迅速にレジオネラ属菌の検出が可能になると思われた。

*) Notomi, T. et al. Nucleic Acids Research, 28:e63, 2000

日本臨床微生物学会(2001.1.26; 東京)

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