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Abstract
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第79回日本感染症学会総会・学術講演会 (2005.4.14〜15;名古屋)
メタロ-β-ラクタマーゼ遺伝子のLAMP法による迅速・簡易検出の検討
小島 禎 1)、池戸正成 1)、柴田尚宏 2)、荒川宜親 2)
1) 栄研化学(株) 生物化学研究所
2) 国立感染症研究所 細菌第二部
【目的】メタロ-β-ラクタマーゼは、各種β-ラクタム薬を活性の中心にある亜鉛によって加水分解させる。さらに、その遺伝子がプラスミド上にある場合、薬剤耐性が伝達される恐れがあるので、臨床上重要視されている。メタロ-β-ラクタマーゼ産生株の検出として、2-メルカプトプロピオン酸などのメタロ-β-ラクタマーゼ阻害剤を利用した方法が利用されているが、型別まで鑑別することができない。そこで、今回、迅速・簡易な遺伝子増幅法であるLAMP法を用いたメタロ-β-ラクタマーゼの検出法を検討したので報告する。

【対象と方法】IMP-1、及びVIM-2特異的なLAMPプライマーを設計した。既知のメタロ-β-ラクタマーゼ産生菌株を用いて、LAMP法とPCRを測定し比較した。コロニーを精製水に懸濁し、100℃ 10分間加熱し、13,000rpm 5分間遠心した上清液をDNA templateとした。LAMP法は、DNA template 2μLとLAMP試薬 23μLを混合して、Loopampリアルタイム濁度測定装置で 63℃ 60分間測定した。また、蛍光・目視判定試薬での目視判定も行った。

【結果】メルカプト酢酸を用いてメタロ-β-ラクタマーゼ産生菌と判定した71菌株についてPCRとLAMP法に供した結果、PCRとLAMP法ともに、IMP-1 48株、VIM-2 23株であり、全て成績が一致した。 IMP-1及びVIM-2陽性菌株それぞれの菌体希釈液を用いた感度試験の結果、それぞれIMP1-LAMPで30cfu/test、VIM2-LAMPで30cfu/testまで検出できた。蛍光・目視判定試薬を用いて、LAMP反応 60分後に目視判定した結果、リアルタイム濁度測定と同一の成績であった。。

【結論】今回検討したLAMP法は、メタロ-β-ラクタマーゼ遺伝子を迅速・簡易に鑑別することができ、薬剤耐性菌の疫学調査に有益であると考えられた。

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