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Abstract
第25回 日本分子生物学会年会(2002.12.11;横浜)
LAMP 法のマルチプレックス化 −臨床検査への実用化に向けて
葛原 陽子、長嶺 憲太郎、納富 継宣
(栄研化学株式会社)
Loop-mediated isothermal amplification (LAMP)法は、1) 1種類の酵素のみを使用して等温で反応が進行する、2) 4種類のプライマーが6領域を認識するため特異性が高い、3) 増幅効率が高く、短時間で増幅可能である、4) 増幅産物量が多い、などの特徴を持つ遺伝子増幅法である。増幅と検出が同時に行えるため結果が短時間に得られるという利点から、基礎研究、臨床検査を含む様々な分野での利用が期待される。

これまでに、PCRを始めとするいくつかの核酸増幅技術では、複数のプライマーセットを用いて複数の遺伝子を同一チューブ内で同時に増幅するという、マルチプレックス化が報告されている。そこで我々は、LAMP法においてもマルチプレックス化が可能であるかを試みた。まず、HBV、HCV、HIVの3種類に対するプライマーを作製し、この3セットのプライマーを用いて同一チューブ内でLAMP反応を行った。そして、増幅産物中に3種類すべてが増幅されていることをドットブロットハイブリダイゼーションにより確認した。また、マウス胎児由来cDNAを鋳型に、発現量が異なる4種類の遺伝子 (GAPDH、gamma-actin、TBP、Haptoglobin) の同時増幅にも成功した。以上より、LAMP法においてもマルチプレックス化が可能であることが明らかとなった。現在、ターゲット分子数の違いによる検出限界、および増幅産物の確認を簡単に行うための測定法について検討中である。これらの成功は、マルチプレックスLAMP法がウイルスや細菌などによる感染症の診断を含む遺伝子診断に応用可能であることを示している。
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