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LAMP反応の実施・確認
増幅検出
LoopampEXIAを用いたリアルタイム濁度検出
- 電源を入れ、測定条件を設定する。
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反応チューブを増幅ユニットの反応ブロックにセットし、ホットボンネットを閉める
- セットする前に反応チューブにキズ・くもり・異物・気泡がないことを確認してください(測定結果に影響が出ますので必ず確認してください)。
- 必ず弊社製品の反応チューブをお使いください。
- STARTボタンを押し測定を開始します。
- 濁度が6秒ごとに測定され、コントロールユニットに増幅曲線が表示されます。
蛍光目視検出
蛍光目視試薬を用い、サーマルサイクラーで増幅を行いブラックライトで増幅産物の確認を行う方法です。
- サーマルサイクラーに測定条件(LAMP反応、酵素失活)を設定する。
- 反応チューブをセットし、反応を開始する。
- 反応終了後、反応チューブにブラックライトを照射し、蛍光の有無を確認する。
増幅産物の廃棄
増幅反応後の反応チューブは必ず以下の事項を守って廃棄してください。
- 決してフタを開けずに、ジッパー付きのビニール袋に二重に入れて廃棄してください。二重の袋に入れることで、反応チューブの破損が起こった場合でも、反応産物の飛散を防ぎます。
- 増幅反応後の反応チューブは絶対にオートクレーブ処理しないでください。オートクレーブ処理を行っても、DNAは完全には分解されません。そのため、増幅産物をオートクレーブ処理をすると、空気中に飛散し重大なコンタミネーションを起こす場合があります。
廃棄例
増幅産物の確認
増幅反応後の反応チューブは必ず以下の事項を守って廃棄してください。
- サイズマーカー
- LAMP産物
- 制限酵素消化したLAMP産物
(社内検討データ)
LAMP法では標的遺伝子の相補的な配列が繰り返された構造がいろいろなサイズでできるため上記のような電気泳動像となります。バンドの間隔は、増幅領域のおよそ倍数単位になるため、これを見ることでLAMP法の特異的な増幅を確認できます。また、増幅産物は適切な制限酵素で処理を行うことでバンドを集束させることができます。このように、適切な制限酵素処理を行いラダーパターンのバンドが集束されることを確認することで、LAMP法の特異性をさらに強く証明することができます。